幼児教育保育学科の集大成は…

 1月14日、短大キャンパスが賑やかな子ども達の声、笑い声、そして笑顔がいっぱいになりました。それは・・・附属キッズポート保育園、あいの保育園の子ども達が遊びに来てくれたからです。

 

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これは幼児教育保育学科の2年後期 保育教職実践演習(幼稚園)という科目の中で園児と交流する授業の一コマ。この授業は、保育実習・幼稚園教育実習を終えて保育者として現場に出る前の集大成科目として位置づけられています。

 

2年間の授業や、実習での経験をフル活用して子ども達との交流の準備をします。 各クラスで集まり、どこでどんな遊びをすれば、子ども達が心から『楽しい!』と感じられるのか、そして心が動いたその瞬間に子ども達の中に芽生えるものってなんだろう…と、10月頃から少しずつ話し合いを重ねてきました。 さて、幼稚園でも保育園でもないこの湊川短期大学のキャンパスで一体何が出来るでしょう?しかも今年は新校舎建築のため使用できる教室が少ない!時間割をみながら空き教室を探し、学生部に行って交渉するところも全て学生が行います。 その間私は…口を出したいのをグッと我慢し、学生の皆さんを信じ!見守る役です。

 

交流日の前日には遊びの素材、環境を整え準備万端!!…とはいきません。当日の朝にならないと使えない教室がありますので、子ども達が来るまでの1時間で再度各場所のセッティングにかかります。「ねえ、あと20分しかないよ、大丈夫?間に合う?」と私はそれぞれのクラスを見回りハラハラドキドキ。だってまだ段ボールを切ったり貼ったりしているもの…。でもそれは当日になって「もっとこうした方が楽しくなる!」と考えたからなのでしょう。そういう臨機応変さは保育者にとって大事なこと。

 

そして10時。子ども達がやってきた!いっきにキャンパスが賑やかになります。到着した子ども達に言葉をかけ、自然な笑顔で関わる2年生はすっかり保育者です。

 

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小さな教室、100人が入る講義室、ラーニングコモンズ、廊下…様々な場所で遊びが始まりました。魚釣り遊び、スタンプラリー、ジャングル探検、体を使った触れあい遊び、などどれもが実習の経験を活かし子ども達の目線で考えられたものです。 子ども達が笑顔になり、学生達も笑顔になり…とても温かな時間でした。

 

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さて、午後からは私が2年生にする最後の授業。 保育者として大切なこと、伝えたいことはこれまでの授業で伝えてきましたし、こう見えて私は涙もろいのです。だから話をすると泣いてしまうだろうと思い、毎年恒例(?)の特別授業をしています。でも最後に一人一人名前を呼んで出席を取った際、胸がいっぱいになりました。2年間みんなが一生懸命頑張ってきたことが浮かんできたから。それを実習担当者としてよく分かっているから。 幼稚園の卒園式、修了証書授与で呼名する際いつも涙が出たのを思い出します。皆さんの人生にほんの少し関わった者として、保育を教えた者として、責任の重さを感じると共に2年生の皆さんをとても愛おしく感じるのです。

 

子ども達との交流についてまとめた振り返りのレポートにはたくさんの反省点もみられました。環境構成はどうだったか、子ども達への関わりはしっかり気持ちに添えていたのか…それを読んでいると、4月から保育者として巣立っていく皆さんを頼もしく思えます。きっと素敵な保育者になってくれると信じています。

 

さぁ、集大成科目は終わりました。残すは卒業研究です!ガンバレ!