ヘアドネーション

2年ほど前に久しぶりに友人に合うと、彼女の長いきれいな黒髪がショートヘアーになっていて驚きました。ショートヘアーにした理由を聞くと「ヘアドネーション」したとの事。
私は「ヘアドネーション」の意味が分からなかったので聞いてみると、自分のカットした髪の毛を抗がん剤治療のためかつらが必要になった人に使っていただくための「医療用かつら」を作成するための髪の毛の提供のことでした。大人2~3人分の髪の毛で子ども1人のかつらができるそうです。私は今まで献血はしてきましたが髪の毛の提供は知りませんでした。
髪の毛は1日に0.3~0.45mm伸びると言われています。ヘアドネーションで必要な髪の長さは31cm以上とのことでしたので、話を聞いたときから私もチャレンジを始めました。
梅雨の季節のジメジメを頑張り、夏の暑さを乗り切り、冬のシャンプー後の寒さを乗り越えました。長くなって髪を束ねずに調理すると、台所の火で毛先を焦がしたこともありました。
1年くらい経って髪の長さを測りましたが少し足らなくてもう少し頑張りました。
髪を伸ばしてから約2年が経ちました。今度こそはと美容院を予約したのですが時間が合わずバタバタと4か月が過ぎました。その間は髪の毛を1つにまとめ三つ編みにして頭にお団子を作っていました。暑いし重いし、くせ毛の髪は跳ねて困りました。
そしてようやく美容院に行きました。予定以上に伸ばしていたので40cmカットし提供することができました。

 

 

提供してすぐにかつらになりませんがいつか誰かの役に立ってくれると思うと嬉しくなりました。かつらを付けて周りを気にせず家族で外出して楽しい思い出を作ってくれるといいと思います。
今は私の髪の毛は元の半分以下の長さになり軽くなりました。シャンプー後すぐに乾かせますしとても楽ちんになりました。また、伸ばそうと思っていますが少しの間、楽ちんを楽しもうと思っています。

 

ヘアドネーション(Hair Donation)

日本では2009年にNPO法人Japan Hair Donation&Charityが活動を開始。自分で髪をカットしてもよいですが、主旨に賛同してくれるヘアサロンでドネーションカットの経験が豊富な方にカットしてもらうこともできます。あくまでもサロンのボランティア活動です。カット料金やサービスなどは店舗により異なります必ずお問い合わせ下さい。(賛同サロンはJHD&Cのサイトで検索できますし、JHD&Cのステッカーが貼ってあります)

髪の毛を切りたくない、切るほど長くないという方は募金も受け付けているようです。