緊張感と達成感

涼しさを感じる日が増え、過ごしやすくなってきましたね。湊川短期大学では、きれいなお庭も完成して本当に清々しい気分で後期がスタートしました。

さて、私はこの時期、毎年ピアノの練習に必死のパッチになっています。今年も10月8日(日)に尼崎市のアルカイックホールで開催される「くつろぎコンサート」に出演させていただくことになりました。関西の主要オーケストラで活躍されている方々と共に、アンサンブルの名曲を演奏します。とても楽しみな反面、本番を想像して不安や緊張にも襲われています。
私は自分が担当する「器楽」の授業の中で、いつも学生に言っていることがあります。それは、「一人で楽しむためにピアノを練習するのではない。人前で弾けるように練習をするのだ」ということです。自分一人で部屋にこもって弾くのと、人前で演奏するのとではまったく気分が違います。人前に出ると緊張からドキドキして体が固まり、いつもしないようなミスをしたり、頭が真っ白になって予定していたことができなかったりします。
授業でレッスンをしていると、「さっきまで弾けていたのに、先生が横に座ると弾けなくなる」「練習ではできても試験になると弾けない」と学生からよく言われます。一人ではできていても人に聴かれるとできなくなるその気持ち、今の私にはとてもよくわかります。私はこれまでたくさんの演奏会に出演し、人前で演奏するという経験を積んできたつもりですが、今も昔も本番前の気分や本番での緊張感に変わりはありません。ピアノを教えている以上この気持ちを忘れないように、演奏会への出演を続けていきたいとも考えています。
本番で自信をもって演奏するためには練習する以外に方法はありません。本番はものすごく緊張しますが、その状態でも弾けるように練習を重ねなければならないと思っています。そして本番を終えるといつも反省点が多々ありますが、それと同時に達成感爽快感を味わうことができ、また次も頑張ろう!と思えるのです。今回もそう思えるように、そして何より来てくださるお客様に楽しんでいただけるように、本番までしっかり練習したいと思っています。
皆さんも興味がございましたら是非コンサートにお越しくださいね。

くつろぎコンサートについて詳しくは以下のURLで確認下さい。

http://www.archaic.or.jp/schedule/detail.php?id=1083