卒業

3月になると、多くの学校では卒業式のシーズンを迎えます。湊川短大も3月15日に学位記授与式を終え、無事に卒業生を送り出しました。学生にとってはかけがえの無い一コマ、節目の時です。

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さて、卒業ソングといえば皆さん何を思い浮かべますか?最近はテレビでもよく特集されているので、そのパクリの質問ですが、私は尾崎豊さんの「卒業」です。

その歌には「この支配からの 卒業」という歌詞が出てきます。この意味は、学校という比較的目に見えるルールが適用される社会を通り過ぎる、ということだと私は理解しています。しかし、目に見えるルールが適用される学校という社会から、目に見えないルール(慣習、慣例、暗黙の了解等々、目に見えないものも含めて)が適用される社会の中に活動の場が変わっていくだけ、とも考えられます。何かの終わりは何かの始まりでもあり、死ぬまでこの始まりと終わりを繰り返しながら、私達は生きていくことになります。「あと何度自分自身卒業すれば 本当の自分に たどりつけるだろう」。私には人生を語れるほどの体験も経験もありませんが、たどりつく、というよりは、その始まりと終わり、つまり「卒業」を繰り返す生き方が、その人自身を作っていくのではないかと感じます。

 

人生80年の現代社会で言えば、卒業した学生のほとんどはその4分の1を終えたに過ぎません。まだ3倍近い人生で多くの経験をし、始まりと終わりを繰り返しながら、私も皆さんと一緒に人間形成をしていければと思います。

 

卒業をされた皆さん、ご卒業、おめでとうございます。