お台場でダイバーシティを考える

ダイバーシティ①保育士養成協議会総会の後は、少し時間がありましたので会場となった東京ビッグサイトのあるお台場を散策しました。テレビ局や大型ショッピングセンターがあり、レインボーブリッジが見えます。その先には小さく東京タワーも!ここお台場にはダイバーシティという名の商業施設がありました。お台場にあるから“台場+City”とかけてあるのでしょうが、きっとdiversity(多様性)という意味もあるのだろうな、と考えた時にある出来事を思い出しました。

 

実は少し前、女性同士で結婚写真を撮っているところに出会いました。最初はコスプレなのかと思ったのですが、本当のカップルさんのようでした。LGBTという言葉が一般的になってきていますが、身体の性と心の性が違っていたり、恋愛対象が同性であったり…そういう方は多くいらっしゃいます。

ちなみにレインボーブリッジをみてまた思い出しましたがLGBT支援活動の象徴はレインボーフラッグ、つまり虹色の旗なのですよね。性というのはどこかで区切りをスパッとつけられるものではなく、虹色のようにグラデーションであるとされるからです。

男だから女だからという固定化された性別の役割分担・分業は昨今なくなってきていますが、保育、教育の場でよくみるのは「はい、女の子並びましょう」「つぎは男の子ね!」と子ども達を性別でひとくくりに声をかけることです。しかし幼児期からそれに違和感をもつ子どももいるのです。

私自身は体も心も女だという認識ですが、「女の子はピンク色ね」といつも決められるのがとても嫌でした。ゴレンジャーごっこ(随分古いですが)をする時も、赤か青か緑になりたかったのです。

しかし私が幼稚園教諭になった頃には男女混合名簿が一般的になっていましたし、男女で何かを分けるということはありませんでした。画用紙の色だって、好きな色を選べるようになっていました。

一方、今小学生の我が娘は「これ、男の色だから嫌!」ということをよく言いますし、「髪の毛を切ると男に間違われたら困る」と髪の毛を伸ばしています…。

男らしさ、女らしさはあってよいけれど、大切なのはそれを他人に強いるべきではないということです。“その子らしさ、その人らしさ”でいいのではないでしょうか。それが虹色のような多様性を認める社会への第一歩だと思います。家では娘にもそういう話はしていますが、きっと学校教育の場でも学ぶ機会が増えてくるでしょう。

そうそう、移民の多いスウェーデンではこの「多様性」がとても重視されています。また続きのコラムを書かなくては…
ちなみに娘への東京土産はパンダの保冷バッグに入れて貰った「あんみつ」を。東京出張が続き、密かなマイブームなのです。

ダイバーシティ②ダイバーシティ③A